(1) 心までほぐれるようなモヘアシルクのやさしい質感
モヘアにシルクを織り交ぜることでちくちく感を減らし、ふっくらとしたやさしい肌触りを叶えました。
糸は山形県の紡績ニットメーカー『佐藤繊維』から取り寄せているもの。
伸縮性のあるゴム糸(ポリウレタン)はコットンで包んでいるので肌にあたる部分はすべて天然素材です。
(2) 指なしでもポカポカ。寒い季節の強い味方です
指先が自由に使えてスマホの操作もスムーズなオープンフィンガー仕様。
つけた瞬間からすぐあたたかく、通気性がいいのでムレにくいのもうれしいポイント。
寒さが厳しい季節になると工房織座のスタッフも毎日こちらを愛用中。
真冬は3℃まで冷え込む山間部の工場でも、これひとつでポカポカです。
(3) 厚手の服ともすっきりレイヤードできる丈感
手の甲から手首までを包み込む約21cmの長さ。
あえて短めにすることでボリュームのあるアウターやニットと合わせてももたつかずすっきりレイヤードできます。
両サイドの穴に親指を差し込めばずり落ちてくる心配もありません。
(4) 小さなフリンジが手元のさりげないアクセントに
両端にぐるりとあしらった約1cmの小さなフリンジがデザインのポイント。
ベースの色に近い色糸から選び、さりげない雰囲気に仕上げました。
袖口からちらりとのぞかせるだけで、いつもの見慣れたトップスもちょっぴり新鮮に映ります。
(5) 柔らかな風合いに仕上がる「もじり織り」で作っています
昭和初期の織り機「着尺一列織」を使って製作しています。
「もじり織り」はたて糸がよこ糸を縛る形状の織り方。
織り目が粗くても目がよれず、軽くやわらかな風合いになるのが特徴です。
手首へのちょうどいいフィット感を実現するため、たて糸とよこ糸をバランスよく張りながら一つずつ織り上げています。