くしゅくしゅっと、コットンのやわらかさと軽さ
このショールの一番の魅力は、なんといっても独特の「しぼ(=しわ)」。
「しぼ」が生地に膨らみをもたせ、ふんわりとボリュームがありながらも、軽やかに身にまとうことができます。
素材はコットン100%。肌に優しく、やわらかいガーゼの風合い。
重量は、89グラム。
大判ショールでありながらも、驚くほどの軽さです。
発色のいいカラーと透け感ある生地は、見た目にも涼しげで爽やか。
「しぼ」がつくるボリューム感が首周りや二の腕をしっかり日差しから守ってくれます。
様々な、おすすめまとい方
生地にふくらみがあることで、適当に巻いてもサマになる。何も考えなくても形が整うショールです。
左は肩から羽織って、ひと結び。
肩から背中をふんわりと包み込んでくれます。
生地に「しぼ」があることで、身体のラインが出すぎないまとい方を可能にさせてくれます。
右は、ミラノ巻きをした様子。
ショールを対角線を持って伸ばしてから巻いています。スマートな形にまとまります。
こちらの写真は、ぐるりひと巻したスタンダードな巻き方。
程よいボリューム感、肌寒い季節の防寒用としても暖かく過ごせる巻き方です。
おすすめな巻き方「スヌード」
このショール、特におすすめの巻き方は、ショールをスヌードにして巻く事。
ショールの対角線を結び合わせて、輪っかを作ります。
輪っかに頭を通し、首元で二重に巻きます。
ふんわりと、生地と生地とが重なり合ったボリューム感のある巻き方を、誰でも自然に作ることができます。
薄手の生地なので、対角線を結び合わせるのも手間なく簡単にできます。
是非試していただきたい巻き方です。
まるでシルクのような光沢感
このショールは、コットン100%でありながらも、まるでシルクのような光沢が見られます。
このショールは、コットン100%でありながらも、まるでシルクのような光沢が見られます。
糸はエジプト超長綿に、シルケット加工と呼ばれる、光沢を生む加工が施されています。
シルケット加工の糸を織ることで生地には光沢が生まれ、コットンとは思えないほどの発色性の良さが特長です。
さらに、毛羽立ちも抑えられます。
さらりまとうだけで存在感の増すショールに仕上がりました。
織っている様子
こちらのショールは、約80センチ幅を織るシャトル織機で織っています。
昭和の中期頃に作られた、メイドイン「今治」の織機です。
元は2メートルほどの幅の生地を織る機械でしたが、
工房織座の手に渡ったときに、約半分のサイズしか織ることが出来ないよう、裁断して改造。
1枚ずつ、ショールを織る機械へと生まれ変わりました。
ショールは、全く縫製を施していません。
どこに触れても柔らかい。
改造した特別な織機から、1枚ずつ丁寧に織りなしています。
秋から冬に、ウール混の「SHIBO」
クラッシックなデザインのウール混SHIBOショール。
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