工房織座 唯一無二の「たてよこよろけもじり織り」
百年孔雀に用いられているのは、工房織座を象徴する独自技法「たてよこよろけもじり織り」。たて糸とよこ糸の両方がゆらぐように動きながら交差し、孔雀が羽を広げたような美しい模様を描き出します。
一般的な織物では糸が整然と並びますが、この技法では糸の動きそのものが模様となり、布の中に奥行きや立体感が生まれます。さらに、よこ糸をたて糸が縛るような構造である「もじり織り」で織り上げるため、繊細な柄でありながら目よれしにくく、美しい表情が保たれます。
複雑な織り構造を表現するためには、織機そのものにも細かな改造が必要となります。そのため生産できる数は限られますが、一枚の布の中には工房織座ならではの技術と時間が丁寧に織り込まれています。
工房織座でしか生み出すことのできない、世界にただひとつの織り。その独創性が、百年孔雀という特別なストールの存在感を支えています。


シルク100%ならではの軽やかさ
布全体に現れる大きな円形の連続模様は、まるで孔雀が羽を広げたときの羽根のよう。
約190cmのゆったりとした長さを持ちながら、重さは約104g。
シルク100%ならではのしなやかさと軽さが心地よく、首元に自然と馴染みます。
さらりとした肌ざわりの中に、上品な光沢とシルク特有のなめらかな質感を備え、織り模様の奥行きを美しく引き立てます。
空気を含むような織り構造によって、見た目以上の軽やかさも感じられます。


黒だからこそ際立つ表情
黒はもっともシンプルな色でありながら、織りの表情をもっとも雄弁に映し出す色でもあります。光の当たり方によって模様がくっきり現れたり、静かに溶け込んだり。
白いシャツやリネンの装いには凛としたアクセントを添え、落ち着いた色合いの装いには奥行きを加えます。
季節を問わず取り入れやすく、長く寄り添う一枚として楽しめます。

限定生産で届ける特別な織物
複雑な織り構造を表現するためには、織機そのものにも細かな改造が必要となります。そのため生産できる数は限られますが、一枚の布の中には工房織座ならではの技術と時間が丁寧に織り込まれています。
100年以上前の織機に手を加えながら、一枚ずつ丁寧に織り上げられる布。その背景にある時間や技術も含めて、このストールの魅力のひとつ。
工房織座のものづくりの中でも特に独創性の高い織りを、存分に味わえる限定生産の作品です。

一束ずつ縄結いで仕上げたフリンジも、このストールの見どころのひとつ。揺れるたびに繊細な表情を見せ、孔雀模様が浮かぶ布に軽やかな余韻を添えています。

百年孔雀は、専用の貼り箱に収めてお届けします。箱の中には、このストールが生まれるまでの背景や、「たてよこよろけもじり織り」のものづくりについて綴った説明書も添えられています。

110年前の織機から生まれる、新しい織物
百年孔雀は、豊田佐吉が考案した110年以上前の「豊田Y式織機」をもとに、独自の改良を重ねながら織り上げています。本来の用途を超えて工夫を施した織機から生まれるのは、現代の機械ではなかなか表現できない複雑な織模様。古い機械を守るだけではなく、その可能性を探り続けることで、新しい織物の表現へとつながっています。
このものづくりは高く評価され、「第三回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」を受賞。百年を超える技術と、今も続く挑戦の積み重ねが、この一枚の布の中に息づいています。

































