2020.01.17 / ワークショップレポート

【ワークショップ】 ものづくりが大好き!
小学6年生の女の子の作品(2)

■15時00分 「織り」■

さて、糸選び、デザイン、プログラム作成と、約1時間半かけて「準備」を進めてきましたが、
これからが、今回のワークショップのメインと言ってもいい、「織り」の作業です。

いざ「織り」となると、ちゃんとできるかな、と緊張される方がいらっしゃいます。
実は、私不器用なんです、、、とおっしゃる方も。
しかし、不安に思われなくて大丈夫!
過去体験された方みなさん、問題なく織れています。

まずは本番の「織り」の前に、5分~10分くらいかけて、
織りの練習をします。その時点で、みなさんコツをつかまれます。
合わせて、シャトルのよこ糸を変える練習をします。
よこ糸の色が変わったり、糸が無くなったりすると、シャトルの中の糸を取り替えます。

ストールを織るとなると結構な頻度で糸を変えるので、自分でできるように練習をします。

これがよこ糸を織る「シャトル」 です。

ある程度、問題なくできるようになれば、本番の織りにかかります。

明治時代の足踏み織機、木の板の椅子に座って織ります。
「踏み木」という足をのせるペダルのようなものがあり、それを右左と1回ずつこぐと、シャトルが1往復します。
シャトルが往復する以外にも、「開口」「筬うち」「巻き取り」など、機織りで必要な作業が、足踏みによりすべて連動され行われます。
自転車をこぐ感覚で、リズムよく織ることで織物が織られていきます。

シャトルが早いスピードでシュンと飛んでいる様子です。
 一色織りあげる都度、プログラム表へのチェックを欠かさず行うことで、
織る回数や織る順番を間違えること無く、織り進められます。

足踏み織機には、このようなカウンターがついています。

上のカウンターは、トータルの打ち込み回数(よこ糸の本数)。
下のカウンターは、色糸ごとの打ち込み回数。
次の色糸に替えるタイミングで下のカウンターをリセットをし、
間違いの無いように織りあげていきます。

最初はぎこちなかった、シャトルの糸を変える作業ですが、
途中からは、代表がいなくても一人でサクサクと替えられるようになりました。
Yちゃん、最終的にリズミカルに、軽やかに、織機を動かしていました。

織りをはじめて、約1時間、全て織り終えました。
時刻は16時30分。

■16時30分 「房結び、洗い、仕上げ」■

織ったストールをハサミでカットし、テーブルに置いてみました。

これまで頑張ってきた成果が形として現れ、Yちゃん嬉しそう。
しかし、この織物はまだ糸に「糊」が着いた状態で、少し硬い。
まだ終わりではありません、最後の仕上げが残されています。

まずは、両端の房結び。お母さんと一緒に、丁寧に結んでいきます。

そして、糊抜き作業。
湯がいて、糊を落とします。

そして、水洗い。軽く脱水をかけて、干します。
薄手の生地ですので、この時期だと、15分くらいでそこそこ乾きます。

あとは、両端から飛び出た糸を切ったり、アイロンがけをして、、、
17時10分頃、ようやく完成をしました!

■17時10分 「完成!」■

Yちゃんの作ったストール、全ての工程を4時間未満で作り上げました。

夏にぴったりの爽やかなカラー。
アシンメトリーなデザインなので、巻いて表情が出てとても素敵です。
たて糸がシルクなので、全体的に滑らかさと光沢があります。

撮影会をしました。Yちゃんも「商品みたい」と、何度もカメラに収めています。
そして、最後に記念撮影。
Yちゃんにモデルになってもらいました。

トータル約4時間、
糸選びから、デザイン、そして織り、仕上げなど、全ての工程を踏まえて、
工房織座のワークショップ「ストール作り」は完成します。

日本全国に様々な体験や、ワークショップがありますが、短時間でストールを作って持ち帰れる、というのはとても珍しいのだと、と思っています。
また、自由に糸を選んで、自由にデザインができる、となると、なおさら珍しいのです。

織りというのは、編みとは違って機織り機が必要で、準備も大変ですのでハードルが高く感じられがちですが、
でも、この足踏み織機だと、短時間で、しかも簡単にものづくりができます。

ぜひ、自分の理想とする、ものづくりやデザインを、ストールという形にして、
巻いて嬉しく心地の良い気持ちになっていただれば、私たちも嬉しいです。

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